当院の施術について

痛みや機能障害の原因を探る事から始めます。

痛みや機能障害の原因を探るにあたり、まず患者さんが普段どのような身体の使い方になっているのかを知るため、各関節の可動範囲を丁寧に確認します。ほとんどの場合、年齢男女に関係なく体には生まれつきによる左右差があり、この左右差が一定の範囲を逸脱すると疼痛(痛み)・機能障害(ぎっくり腰など)が起こりやすくなると考えられます(仕事やスポーツにより変わることもあります)。この関節を正常な状態に導くよう整復を行います。


頸部の可動域を確認します

首の左右への動きの違いを確認します。

首の障害は様々な症状を引き起こす。
首は上下左右自由に動かすことのできる構造になっていて、重要な神経の通り道でもあるため筋肉や関節に障害が起こると神経の働きにも影響が起こります。首の関節の動きやすさを診ることで、筋肉や関節に障害が起こっていないか確認します。


肩甲骨と肩関節の可動域を確認します

肩関節・肩甲骨回りの可動域を確認します。

肩(腕)の可動域は、左右でどちらが上げやすいか?後ろへ開きやすいか?を確認します。
背中や腰に症状があるのに何で肩関節の検査なの?と思われるかもしれません。肩(腕)の動きは、肩甲骨と言って背中の左右にある三角形の骨が腕と連動して動くことで、自由な動きをを可能にしています。もともと持っている自分の癖(立ち姿勢やすわり姿勢)や仕事柄の癖(長時間にわたって体を捻るなどの動作)などで背骨にねじれが生じると、肩甲骨の動きに影響して、極端に「開きにくい」または「開きやすい」という状態として確認できます。


股関節の可動域を確認します

股関節・膝関節・腰部の連動性を確認します。

股関節の可動域を診ます。
普段の生活やスポーツ時など反復して行われる動作などが原因で、立っている時の左右の足への荷重にも癖(左右差)が生じています。絶えず重心がかかっている側は、内側内転しやすく、これが原因で骨盤が前傾または後継しやすくなります。男性女性の性差、X脚かO脚かでも変わってきますが、猫背になりやすい、反り腰になりやすいとの傾向がみられることから、股関節の可動域を診て癖(ねじれパターン)を確認します。


背骨の可動域を確認します

背骨と背部の筋肉の左右差を確認します。

背骨にある生理的なS字カーブを診ます。
背骨は生理的にゆるやかに前後にカーブした状態となっていますが、これに加えて患者さんが普段生活していく上で加わる癖(ねじれ)があると考えられています。この患者さんの癖(背骨のねじれ)があると、患者さんの足をもって腰が反るように持ち上げた時、どちらか一方が「反らしにくい」または「極端に反らせやすい」という反応が見られます。もともと持っている癖(ねじれのパターン)と仕事や生活上の癖(ねじれのパターン)が推測でき、患者さんの持つ痛みが、どのような状態で出ているのかの判断材料となります。

岐阜県岐阜市のこう接骨院で、交通事故によるむち打ちなどのケガの治療が受けられます。 少しのトレーニングでも関節の負担を減らし痛みを軽減できます。